非結核性抗酸菌症は最近増えていて、呼吸器内科外来を逼迫していている状態です。進行して早急な診断と薬物療法が必要な症例もございますが、そのような人は多くなく、経過観察している人や薬物療法をdo処方で継続しているだけの人が多いです。
ここでエビデンスよりも経験に基づいたこれまでの診療の実際を提示し、多くの呼吸器専門医以外の医師の方にも診療してもらいたいと思います。
非結核性抗酸菌症 診療の実際
多くの場合は検診で異常を指摘され来院されます。胸部X線で
この続きを読むには月額会員に登録いただくか記事の購入が必要です